社会・一般

事故想定し潜水士訓練

宮古島海上保安部巡視船はりみず潜水士と市消防本部潜水士は合同で20日、「人気のマリンレジャースポットで事故を想定した救助訓練」を城辺のイムギャーマリンガーデン近くの博愛漁港で行った。遊泳中に岩に取り残された救助者を救助するとの設定で訓練は行われた。本格的なマリンレジャーシーズンを前に、海上保安部、消防本部で互いに連携を図りながら対応していくことを確認し合った。

午後1時から始まった訓練で巡視船はりみずの熊井久巳船長は「本格的な観光シーズンが近づき、今年は下地島空港の開港で観光客の増加が予想される。それに伴い事故が増える恐れがある。海上保安部、消防の連携は大事。共に訓練し、救助能力の向上を図りたい」と述べた。
訓練内容は、岩に取り残された救助者を助けるため、潜水士2人が海に飛び込み岩まで移動。対岸から救助者のいる岩に向け「近距離もやい銃」を発射し、ロープを繰り出した。ロープを伝い救助者を安全な場所まで避難させた。
合同訓練は2回目で梅雨明けのマリンレジャーシーズンの本格化を前に、連携訓練を通じて事故の未然防止の機運を高め、万が一事故が発生した場合に備え連携の確認、対応能力の強化を図ることを目的に実施された。

関連記事

来園者楽しむ場所に植物園に市章お目見え

miyakoshinpadmin

宮古の自然を満喫

miyakoshinpadmin

盛大に40周年祝う 会議所青年部が式典・祝賀会

miyakoshinpadmin

悲惨な体験、風化させない市全戦没者追悼式

miyakoshinpadmin