宮古島市みどり推進課(根間正三郎課長)はこのほど、市熱帯植物園に草花で市章を形作った。来園者が楽しみを増やそうと21日まで1週間の作業で同園東側エリアの縦横10㍍ほどのスペースにサンダンカなどで形作ったもの。根間課長は「いまはまだ分かりづらいと思うが、草花が成長してくればはっきりしてくるので楽しみにしてほし」などと話していた。
同エリアは、以前は平良市の市章が形作られていた場所。木が生い茂って分かりづらい状態になっていたため、令和元年となったことを受けて宮古島市の市章に切り替えることにしたという。根間課長は「クロトンとアカリファが使われていたので、思いを引き継ぐ形でサンダンカとクロトンで市章、アカリファで日の丸を表現してある」などと説明した。
サンダンカは夏場に花を咲かせるが、ことしは植えたばかりなので見ごろは来年の夏になりそう。冬場には間に花を入れて市章を浮き立たせる予定だという。市章の手前にはサンダンカで「みゃーく」の文字も描かれている。