宮古島市都市計画審議会(会長・下地義治宮古島商工会議所会頭)は10日、市役所平良庁舎に長濱政治副市長を訪ね、宮古島市諮問第1号で諮問を受けていた宮古都市計画公園の変更(9・6・1号宮古広域公園)について、意見を付帯した上で原案に同意すると答申した。この中で下地会長は、付帯意見について「事業実施にあたっては、沖縄県と宮古島市で連携し、地域住民と十分な意見交換を行い、理解を得られるよう取り組んでいただきたい」と説明した。
答申を受け、長浜副市長は「県営公園を作るための1つの段階を得たということ。今回は面積などの内容になっているが、付帯意見は関心のある市民のいろんな意見を頂いていること。今後、県と意見をやり取りする上で参考になると感謝している」などと述べた。
同変更については、今月4日に市下地庁舎で行われた2019年度第1回審議会で、長濱副市長が新委員4人に委嘱状を交付した上で諮問し、委員らが面積50・2㌶の区域や敷地内の園路や便益施設、休憩施設など設備について意見を交わしていた。
新委員は次の通り。
友利元和(宮古島警察署交通課長、関係行政機関)▽下地信広(宮古島市議会議員、市議会議員)▽前里光健(同)▽上地廣敏(同)▽佐久川直仁(宮古青年会議所理事長、市民)