宮古新報編集記者は22日、 ニチオキ宮古島の比屋根安春代表が 「部活動の遠征資金の足しになるように」 と県立宮古高校に鉛筆セットを寄贈した贈呈式を取材した。 帰り際に、 比屋根社長が、 「宮古新報社でお使い下さい」 と1袋いただいた。
社内に戻り分けることも考えたが 「やはりこの鉛筆は比屋根社長の部活動を頑張る生徒たちの遠征資金の足しにという思いが込められたもの。 いただくのは申し訳ない」 と考えた。 労働組合の仲間に1セット200円で販売し、 集まったものは同校の後援会に渡すと決めた。
現在私たちの組合は大変な状況に置かれているが、 全国の新聞やマスメディアに携わる組合などから支援、 激励のメッセージが届いている。
またカンパを集める呼びかけや購読支援、 ビラ配りへの協力など地元の組合から 「出来ることはないか」 との問い合わせもある。 きょうは浦添市の職員組合から 「栄養ドリンク」、 沖縄タイムス元宮古支局長の稲嶺幸弘編集局次長からは 「カップ麺」 の差し入れが届いた。 東京新聞 「こちら特報部」 の取材で同社を訪れた片山夏子記者からはお菓子の差し入れがあった。 組合員一同感謝している。
沖縄には 「ゆいまーる」 という言葉がある。 ゆいは 「結い、 共同、 協働」、 まーるは 「周る」 でともに助け合うという相互扶助の考えだ。 同組合には全国のゆいまーるの心が届けられている。 私たちも何か自分たちが協力できることを考え、 行動に移せる1日となった。